Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

ミリタリーのユニフォームとヒジャブはハードルが高い

世界中の雰囲気美人の人口を一気に減らすアイテムがあります。
それはヒジャブ(イスラム教徒の女性がかぶるヘッドスカーフ)とミリタリーユニフォーム。

ヒジャブ - Wikipedia

トルコで 長い間制限されていた、公共の場でのヒジャブの着用が、今ではファッション業界でも積極的に取り上げられているそうです。

Hijabi fashion has gone from a niche market to a multi-billion dollar industry. Al Jazeera World profiled Ala Magazine,...

Posted by Al Jazeera English on 2015年5月6日


なぜこの二つが雰囲気美人達の大敵なのか、皆さんもおわかりになると思います。ヒジャブもユニフォームも、メイクはできるけどヘアスタイルという額縁に頼ることができないからです。

http://www.flickr.com/photos/43397645@N06/6720964153

photo by U.S. Pacific Fleet

一昔前だと米軍では「女性兵士といえばデブでブスしかいない」といわれて、同僚の男性兵士達にしてみたら目の保養からは程遠い存在でした。だけど最近はそんなことはなくて、綺麗な人もぼちぼちいるのです。
しかもユニフォーム着用時のルールとして、女性兵士は髪の毛が肩にかかってはいけませんから、髪の毛の長い女性兵士達は、タイトなシニヨンにして帽子をかぶっています。
タイトなシニヨンって、ゴージャスな巻き髪の力に頼ることでかろうじて「綺麗っぽい人」になれていた女性達にとっては、厳しいんですよ。逆に真性美人は顔立ちの美しさが際立ちます。

このような理由から、ヒジャブとミリタリーユニフォームは、真性美人をあぶりだすアイテムだと思います。目、鼻、口!って感じで、顔のパーツにフォーカスされるじゃないですか。だからパーツが美しい人は得をしますよ。そしてそのヒジャブをとって、豊かな髪の毛が現れる瞬間なんて、ちょっと官能的ですよね。

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