多くの人が遭遇したことがあるであろう「がっかりブログ」
つまらないし、引き込まれないなと思いつつ、もしかしたらどこかですごく面白くなるのかも!と思いながら読み続けて、最後に結局「裏切られた」と思った小説の1冊や2冊はあると思います。
同じようにブログでも、赤裸々なタイトルに惹かれて読み始めたのはいいんだけど、10スクロールくらいさせられて「これだけ読まされて結局オチはこれ?」っていうブログはたくさんあります。
こういう「がっかりブログ」が増え続けているのは、「文字数がある程度あったほうがgoogleに評価される」という噂が、一部のブロガーの間で流れてしまったからでしょう。
文字数が多いほうが評価されるということを間違えて解釈してしまったブロガー達
あるブロガーが「1000文字だか2000文字くらいボリュームがあったほうがgoogleに評価される」とツイートしていたのを見て合点がいきました。
「だからこの人のブログはいつもこんなにボリュームだけが大きくて中身が薄いのか」と。
その人のブログを読むたびに文字数稼ぎにつきあわされている感がどうしてもぬぐえなかったのですが、その理由ってこれだったのかぁとよくわかりましたし、自分はこういうことをしちゃ駄目だな、と思いました。
読む相手の気持ちなんてまったく考えておらず、書き手の都合だけを押しつけた、長すぎるラブレターだったら、読み終わる頃にはうんざりするでしょう?
文字数が多いとgoogleに評価されやすい、と勘違いされてしまった理由
事の真偽を確かめるべく、色々検索していたら参考になる記事を発見しました。
コンテンツ数と文字数は多い方がSEOに効果的!明確な理由を解説
コンテンツ数が多くても、文字数が多くても、ベースが質の低いコンテンツであればSEO的に評価されることはありません。
結局文字数は土台でしかないということと、そして文字数が多ければ、その中に検索エンジンのユーザーが探しているものが含まれている可能性が高くなるということです。
あなたが何気なく書いた一文が、検索結果として拾われるということですね。
そのキーワードを検索エンジンが拾って上位表示するということは、文字数が多ければそれだけ拾われる可能性が高い→ある程度長い文章を書こう!という勘違いをしてしまったブロガーが増えたのでしょう。
ちなみに以前はこのタイプの上位表示を狙って、話題沸騰のキーワードの羅列みたいな、文章にすらなっていない、何の情報も提供しない劣悪なコンテンツが量産されましたが、これらは今では検索エンジンによってはじかれています。
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