出演者に偏りがあっても、面白ければそれでいい

出演者が白人ばっかり。

それがこの記事で私が書こうとしている「偏り」だと思いましたか？
いいえ、違いますよ。白人ばっかりの映画なんてたくさんありますからね。この映画の偏りは・・・出演者がユダヤ系の俳優ばーーーっかり。

主演：Paul Rudd　 (ピーター役）　イングランド系ユダヤ人の家庭に生まれる

助演：Jason Segel （シドニー役）　ユダヤ教徒

助演：Rashida Jones （ゾーイ役）　母親がユダヤ系
映画中でゴリ押しされていたバンド：Rush （フロントマンのGeddy Leeのご両親は、第二次世界大戦時、ナチスによる強制収容所から生還したポーランドからのユダヤ系移民)

ちょい役：Jon Favreau（ゾーイの友達の旦那役）　母親がユダヤ系

そしてもうここまできたら書かなくても想像がつくと思いますが・・・・John Hamburg監督もNY生まれのユダヤ系。

[http://www.flickr.com/photos/15923063@N00/4175003505:title=photo by CarbonNYC [in SF!]]（ジュダイズムの一つ、六角星）

こういう偏り方って日本の芸能界に例えると、上戸彩さん、志村けんさん、久本雅美さん、石原さとみさん、三船美佳さん、滝沢秀明さんをキャスティングした映画みたいなものなのかなって思ったけど、アメリカ社会でのユダヤ系の存在や幅の利かせ方って、日本社会における創価学会という風に宗教だけではくくるべきではないのでしょう。

◆創価学会村と呼ばれる信濃町を歩いてみました（東京DEEP案内）　（「ここはルーマニア領か？」ｗ）

ユダヤ系でがっちりかためた映画ですが、別に映画中でアラブ系の人々をこきおろしたりもしていないし、とても面白かったので人種はどうでもいいかと思えました。そもそもユダヤ系ってこの映画だけではなく、ハリウッド全体に多いですからね。スピルバーグ監督とか、雰囲気美人の代表格であるグウィネス・パルトロー、そして私の大好きなミラ・クニスもユダヤ系。
笑いが繊細で、シュールで大好き。２０回も見た作品です（笑）。→映画のレビュー記事　ハリウッド映画【急募】男友達！ - Inside the gate

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