ミリ妻の面倒なところは日本人妻とアメリカ人妻共通の部分と、日本人妻特有の部分があります。
共通点
他人(特に他のミリ妻)のもめごとが好き。ドラマクイーン多し。
日本人のミリ妻特有の面倒な部分
「アメリカ人と結婚した私」が肩書になってしまっているため、根拠のない自信がある人が多いわりに英語は下手で「この人はいったい夫とどんな会話をしているんだろう」と思うことも少なくない。
日本人女性でイングリッシュネームを持っているミリタリーワイフはもうそれだけで要注意。つきあわないようにしている。いいことないから。
— アベマリア (@m_insidethegate) 2017年9月7日
この日本人妻特有の面倒臭さに関して少し掘り下げてみましょう。
あまりの世界の狭さとどろどろした感じ、そしてくだらなさに耐えられず、ジム通いを辞めた
実は昔Purdy Gymに通っていたんですよ。横須賀基地には大きなジムが二つありますが、そのうちの一つで、ファンシーな方(メインフードコートなどに近い方)がPurdy。でも3か月くらい通ってやめちゃいました。なぜなら日本人のミリ妻が鬱陶しいから。
人の顔みりゃ「旦那さんはなにじん?」→アメリカ人であることはだいたいわかっているから、人種についてきいてくる。きいてどうする?なにじんなら満足するの?なにじんなら交流したいと思うの?
「旦那さんはactive duty? それともGS?」→現役の軍人か、それともアメリカ政府に雇用されている公務員として働いているのか
・・・などと聞いてくるんですよ。「active dutyでもGSでもございません。かつてChippendalesでダンサーをしておりまして、今はヒモです」答えてやろうかと思ったことは、数えきれないほどあります(もちろん冗談ですよ。夫は確かにええ体していますが、残念ながら私にはヒモを養えるような経済力ありませんもの)。
アメリカ人を配偶者に持つということがエイメックスのブラックカードを所有することと同じくらいパワフルなことだと思っている方々なのでしょう。こういう方々が鬱陶しいのでジムから足が遠のきました。
それからジムでもウェイトリフティングではなく、「皆で楽しく爽やかな汗を流そう!」系のエクササイズのクラスは見ていて震えました。あれは宗教に近いし、クラス外で集まっている時もきゃーきゃーうるさいのです。ぶっといアイライナーを引いた中年女性達が。
サンディエゴへの転属が決まった時、現地に暮らす昔からの友人(私がまだ米軍兵士を毛嫌いしていた頃からの友人)がくれたアドバイスがこれでした。
「いい?マリア!サンディエゴで一番怖いのは日本人だよ!日本人のミリ妻に連絡先を聞かれたら、捨てアドレスを渡しなさい!」
当時はまだfacebookすらやっていなかったので、連絡先=携帯電話かメールアドレスという時代でしたが、彼女のアドバイスは正しいと思います。もちろんごくまれにではありますが、いい人もいましたよ。
さて、ここから先は日米ミリ妻共通で、どちらかというとアメリカ人のミリ妻寄りです。
なぜミリタリーワイフは馬鹿馬鹿しいドラマに巻き込まれるのか
フェイスブックのDear Dependa IIのようなページで晒されて嘲笑の対象となるような、イタいミリタリー・ワイフがリアルに集まっている空間を覗いてみるとおわかりになると思います。尚Dear Dependa IIをご覧になる方は自己責任でどうぞ。幸せな結婚生活を送る賢いミリタリー・ワイフはまず覗かないページです。頭痛を引き起こす要因になるだけだから。
とにかくミリタリー・ワイフといえば、極端な例をあげるとNEXのトイレに備え付けられているトイレットペーパーの質が落ちただけで大騒ぎできるような人達です。何か些細なことでも取り上げていちゃもんをつけて喜ぶ。
The real housewives of base housingというリアリティーショーが始まったら面白そうですね。あほらしすぎて面白いと思う。時々このブログにコメントをくださる大食い女様のように、愚かなミリタリーワイフとは無縁、あるいはうまくあしらうことで、彼女達が起こすトラブルやあほらしいドラマに巻き込まれずにすんでいる配偶者の方も大勢いらっしゃいますが、そういう女性はおそらく関心が自分自身や自分の家族の幸せに向かっているのでしょう。他人の不幸に対してではなく。
関連記事