Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

USS Blue Ridgeのホリデーパーティーに行ってきました

真ん中が私でーす♪ずっと日本人のふりをして書いてきたけど、実はシスターなの!

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っていうのは嘘です・・・・(誰かつっこんでくれ)。
さて、知人の協力をえて、USS Blue Ridgeという船のホリデーパーティーに行ってきました。USS Blue Ridgeといえば、USS Ronald Reaganに比べると規模はうんと小さいものの、Admiral ship(司令部の設置された船)という先入観も手伝ってか、派手に盛り上がりつつも、まとまりのあるパーティーに見えました。

mandatory funだとばかり思っていたホリデーパーティーの意外な盛り上がり方

mandatory fun=直訳すると「強制されたお楽しみ」。日本社会でいえば「出たくもないのにでなくちゃいけない飲み会」のこと。ホリデーパーティーと聞いて、張り切ってドレスアップして出かける人もいれば、"I'd rather have a day off."「(普通に)休みをもらえる方がいい」という人もいます。
あっさり欠席する人、休みに当たってしまっているためしようがなく参加する人に分かれますが、ブルーリッジのパーティーはそのmandatory感がなくて盛り上がっていましたよ。少なくとも私が着席していた会場では。

コマンダー発見

横須賀基地のメインゲートには、米海軍横須賀基地の幹部の写真が飾ってありますが、そのうちの上段の一番左側の写真の方を発見!(見たことがない方、「なんのこっちゃ」って感じですよね。すみません)

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(画像中央の白人男性)

同じ幹部でも「歩くダンディー」そのもののマシュー・カーター氏やスティーヴン・ウィーマン(?)氏に比べると、優男系の大変ソフトな印象でしたが、こういう人に限ってえげつないことを平気でするのかもしれないななどと一人で想像しながら楽しんでいました。

お顔がはっきり見える画像をツイッターから転載します。

幹部のカリスマ性

ランクが高い人達には予約席が用意されていましたが、それ以下の出席者は3つのバンケットルームの好きなところに座ってよかったので、おえらいさん達が座る一番大きな部屋、Ball roomを選んで座りました。

夫の所属コマンドのホリデーパーティーとの違いといえば、やはり盛り上がり方と求心力でしょうか。
夫の所属コマンドのパーティーは、参加者の年齢層が高めだし、民間人も多めなので落ち着いているんですよね。ゲームなんかもそう。だから参加者が頑張って盛り上げないといけない雰囲気を感じました。
だけどブルーリッジはAdmiral shipのせいか、予約席のお偉いさん達を中心にきゅぅっっと引き締まりつつも、放っておいても盛り上がる感じ。「それならどぶ板で飲んでるのと変わりないだろ」っていいたくなるほど、とっちらからない。わいわい騒ぎつつちゃんと大人のパーティーなのです。
エントランスによりかかっていた若いセイラーが"f**k"を乱発していたら、画像のお偉いさんがちょうど彼の背後から通り過ぎようとしていて、それに気がついた前出のセイラーの同僚が「おい、やめろよ」とこづきながら、知らせていました。そんな雰囲気。
レーガンのパーティーはこうはいかないだろうな、と思いました。あそこはもう大変なことになりそうですね。

ひときわ目立っていた美女三人組

本記事の冒頭にアップした黒人女性の三人組がとにかく目立っていました。美しくて華やか。特に左側の黒xゴールドのドレスの女性の風格たるや!女王様みたいでした。
写真撮影をお願いしたら快くOKしてくれて「あなたも一緒に写りましょう!」と誘ってくれたのですが、チャーリーズ・エンジェルの四人目(唯一のアジアン枠)にはなれそうもありませんでしたので、三人だけ撮影させていただきました。
でもこんなゴージャスな女性達、何をやってる人なんだろうね。ブルーリッジのパーティーに来ているということは、乗組員であるか、それとも乗組員の配偶者or date(連れ)ってことだから、おそらく後者かなぁ。

どうやってパーティーにもぐりこんだのか

USS Blue Ridgeの女性乗組員のdateとして出席しました。女性の場合、こんな風に同性のdateもありです。女友達同士わいわいやりましょって感じです。もしもあなたがIDホルダーではない方の場合、ワンデーパスの発行から必要になります。
アメリカ社会はカップル社会ですから、基本的にパーティーはカップル単位で参加します
だけど米軍の船のパーティーなんて参加者は乗組員ばかりですから、シングルの男の子達の数は圧倒的な大きさです。彼らがパーティーまでにdateを見つけられるかというと、そんなわけはありません。
ベースの中でdateを見つけるのは難しい。じゃあ「きゃー!アメリカ人かっこいー!」と言ってくれる日本人の女の子をベースの外で適当に調達するかというと、それは簡単なことですが、パーティーには同伴したくないというのが本音でしょう。(ベースの外で調達する場合、用途は他にある)
その結果、多くの若いセイラー達は同僚同士で連れだって参加します。

スーツのこと、ドレスのこと、いろいろ書きたいことがありますが、長くなりましたのでまた他の記事で書きますね。>>スーツに関して記事を書きました

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