Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

文法用語が苦手だけど中学英語をやり直したいという人へ

仮定法過去?なにそれ。第4文型?忘れた何だったっけと言う風に、文法用語に拒否反応をしましてしまう人におすすめなのが「既に知っている話を英語で読む」という方法。

f:id:usmilitarybase:20180908025707j:plain 

基礎はやはり大切 使える英語を身につけるには【やさしい】英語を【たくさん】読む

展開を知っているお話を英語で読むのでお話の情景が想像しやすいという利点があります。そのため文章がすっと頭に入って来やすく、「ああ・・・文法・・・」と構えると理解しづらいことでも、お話ししてとして読むことによって「そういえばこれ、英語の授業で習ったな」という既視感のある文法や語彙に自然に触れられるため、理解しやすくなります。

f:id:usmilitarybase:20180908024636j:plain

こうしてみると、見開きで何か中学校のリーディングの教科書思い出しませんか。気になるもの、わからないものは下の注釈を見れば、意味がわかるようになっています。ただ私がお勧めする使用方法としては注釈をまずは見ずに2,3回聞き流してみてください。それからテキストを読んで聞き取れなかった部分を確認した方が定着しやすいです。世界の昔話だけではなく、日本の昔話バージョンも出てますのでそちらもおすすめです。
文法用語を聴いただけで頭が拒否してしまう人でも、この昔話をきいているうちに確認したくなる項目が出てきたら、ALL IN ONE Re-Startがおすすめです。「そんな基本的なところから始めるの?」というくらいベーシックです。そして楽しさは皆無(笑)!何事も基礎が大切ですが、基礎はやはりある程度地味にこつこつ学ぶしかないのでしょう。

英語で読む 世界昔ばなし Book 1 単行本(ソフトカバー)


関連記事:洋書を二度読む理由ーだから私はペーパーバックを買う - Inside the gate

厚木じゃないよ(笑)

横須賀基地で働いていた頃よくATG(あるいはATGWP)というロゴの入った帽子やTシャツを見かけて、私はてっきり厚木の略だと思っていました。AKBみたいな感じで。ですから当然そのロゴ入りのものを身に着けている人に話しかけられてスモールトークをするときは、厚木から来ているという前提で思って話していました。

131022-N-TU910-071.JPG

ところがどうも話がかみ合わない。
「あれ?厚木から来ていらっしゃるんですよね?」
「え?僕は横須賀で働いているよ」
「でもATGって厚木の略でしょう?」
「・・・・・・・・ああ、ATGでアーツーギーってことか!あははは違うよ!」

ATG - Afloat Training Group でした・・・。

また一つ横須賀名物が消える


昨年末は茶豆湯の閉店で心が折れ、そして今度は・・・・

三笠焼!!!!

f:id:usmilitarybase:20180922051231j:plain


普段は多くても2,3人しか並ぶことのない小さなお店なのに、なぜ行列ができているのかと思い、並んでいる人に聞いてみたところなんと今月で閉店なんですって。それがTVでとりあげられたため、こうして行列になっているのです。昨日も長蛇の列ができていました・・・・。
いつ行ってもやる気があるのかないのかわからない感じというか(笑)、小さな個人商店だからこそできるあの気ままな雰囲気とか商売のやり方が好きでした。ああいう昔ながらのお店がなくなるのはとても寂しいです。
ベースで働いていた頃、寒い冬はよくおやつに買っていました。通勤途中に立ち寄って買って、メインゲートにたどり着くまでに食べ終えてしまうのです。歩きながら食べるのは行儀が悪いんだけど、三笠焼は別!あつあつのうちに食べましょう。
あー寂しいよーーーー。来る日も来る日も三笠焼を焼き続けて何年になるのかわかりませんが、店主そしてマダム、お疲れ様でした。

【過去記事】

insidethegate.hatenablog.com

妙なシングルマザー達

シングルマザー。
日本でも離婚率は上がってきていますからもはや珍しくはない存在ですが、横須賀基地とその周辺にはシングルマザーが特に多いと言う印象があります。やはり国際結婚生活の維持は難しいのかなと思わざるを得ませんし、彼女達の中には諸事情により相手と結婚せずに出産することを選んだ人達もかなりいます。
その中に妙な女性達がいるんですよ。彼女達のどこらへんが妙だと感じるかというと、似非スピリチュアルカウンセラーとして活動しているところです。

holy way

すごく胡散臭いの。例えばあるシングルマザーは、その人のカウンセラーとしてのページを見てみたら、広告がネイティブスピーカーには伝わらないであろう変な英語(Engrish)で書かれているんですね。これじゃただ教養のなさや恥をさらしておしまいで、広告としては逆効果なのですが、どうしても英語で書きたかったのでしょう。その方はもう活動されていないようです。やはりその閑散としたページを見ると人が集まらなかったのでしょう。
他にはスピリチュアルカウンセラーとして小銭を稼ぐシングルマザーを間接的に知っているのですが、彼女はヒーリングや開運グッズの販売をしており、本業は何をやってるのか分かりません。
子供を育てていくためにはとにかくお金がかかりますし、またお金に綺麗も汚いもありませんから、なりふり構っていられないのはしようがありません。だけど私はこの妙なシングルマザー達には関わらないようにしています。その周りにいる人達も同様。
触らぬ神に祟りなし。

関連記事:国際離婚に踏み切れない夫婦達 - Inside the gate

 

中村川を隔てた二つの異なる世界

観光客から見たら「ここが横浜」という光の当たる横浜を散策した日記を公開しましたので、今回は影の部分を書きます。

光の当たる横浜:何度散策しても飽きない不思議なスポット 横浜・山手~関内 - Inside the gate


影の部分はこの川の存在なしには語れません。関内方面を背にして見てみた中村川

f:id:usmilitarybase:20180411000129j:plain

子の境界線を挟んで向かって右側にはお洒落な元町、そしてその先には高級住宅街の山手、左側は日本三大ドヤ街の寿町があります。
寿町という場所柄、携帯電話やカメラを出して撮影するのは危険なため(借金取りから逃れるため、など諸事情で潜伏している人が多いという噂)、撮影できたのは一枚だけ。

f:id:usmilitarybase:20180728203442j:plain

寿町にはこのような簡易宿泊所がたくさんあります。
実際に宿泊してみた人の書いたブログ記事が面白かったのでシェアします。

横浜にあるドヤ街「寿町」へ行ってみた - 30代メンヘラ無職のブログ


私が寿町に興味を持ったのは「横浜コトブキ・フィリピーノ」という書籍を読んだことがきっかけでした。横浜の底辺で雨露をしのげるだけで幸せだろうというレベルの粗末なアパートに暮らし、切り詰めて母国に送金し続けるフィリピン人達の生活の様子が、フィリピン人の視点から描かれていました。フィリピーナ大好き!という中年(あるいは初老)の日本人男性以外が書いたフィリピン人に関する書籍というのは、もうそれだけで読み応えがあると思い購入しましたが、期待以上のものでした。
アパートに住める彼らはまだよい方で、中村川沿いに張ったテント(もちろん違法)で暮らす人々の生活を私はこの書籍を通じて知りました。
実際に寿町を歩いてみて感じることとして、まずおじさんが多いということ。このエリアの居住者(一時的な潜伏者を含む)の人口構成のほとんどが中年以上の男性なんじゃないかな。この町から出たらもはや生きていけないのではないかと思う人も大勢見かけました。ボケるにはちょっと早すぎるのではないかと思われる年齢のおじさん達の中に、視点が定まっていないような状態でとぼとぼ歩いている人が多いのが印象に残りました。
それからこの混沌とした町の一角にデイケアサービスの施設があることに驚きました。他にも気づいたことがあったらあとで書き足していきます。

続いて松影町


寿町とはまた違う雰囲気ですが、ここも夜の女性の一人歩きはやめたほうがいいですね。
私の知り合いが横浜市内で引っ越しを考えていた頃、お洒落なエリアに近くて少しでも安い物件を探していたらほとんどがこの松影町だったそうです。横浜市の中心部でこの安さ・・・・そして安さには当然理由がありますよね。
いくつか物件を見せてもらったそうですが、入った瞬間になんともいえない重い空気を感じ、よく見てみたら壁に消しきれなかった血痕(飛び散っていた)のようなものまであったそうです。
次回は曙町に行ってみたいと思います。このエリアも横浜の中では影の部分になりますが、寿町や松影町と違って闇を感じなさそう、というのが私の想像です。
汗っかきの自分にとって、酷暑が続く間はどうしても出不精になりがちでしたが、そろそろ涼しくなってきましたから、散策再開!

関連記事:雨の夜の日ノ出町はデートに最適だと思う理由 - Inside the gate

 

持ち物を見ただけで苦手意識を感じてしまう人

f:id:usmilitarybase:20180901170757j:plain

自分でこんな風にツイッターのプロフィールに書いておきながら、DEAN & DELUCAのランチバッグ(小さめのトート)をサブバッグとして持っている女性像というものが抽象的でした。すると読者の方からこんなコメントをいただきました。

ところで、この記事からはずれてしまいますが、Twitterの左端のアベマリア様のお名前下の「DEAN&DELUCAのサブバッグを持っている女性に嫌われるタイプです」というのが気になります。(笑)

(↑Mira様、覚えてらっしゃいます?)

その人の持ち物を見ただけで「あ、なんか無理」と全否定するわけではないのです。ただ自分とは合わない人だと思ってしまうんですよね。たった持ち物一つでその人の何がわかるというのかといわれると、もうそこから先は私の主観というか思い込みでしかないのですが、それゆえにあちらも私を「苦手なタイプだわ・・・」と思っている確率が高いということです。だからこのようにプロフィールに書きました。苦手な人種のカテゴリーに無意識のうちに振り分けてしまうタイプの人達というのはいるものです。

DEAN & DELUCAのSサイズトートをサブバッグにする女に対する私の思い込み

お話してみると意外と面白い人もいるかもしれないとかそういうフォローいっさいなしでいきます。

  1. もしも私が会話の中でジャムと言ったら、D&Dは自分が話す番になったらコンフィチュールと言い直してかぶせてこないと気が済まない
  2. 頻出単語が「ほっこり」(話し言葉も書き言葉も)
  3. おそらくお洒落ないい物を着ているのだろうけど、ミニマルを極めるには素材(本人)が貧相すぎる


外部関連記事(「SEIYU」って書かれたトートバッグ持ってる人はいないじゃん!! を読んで爆笑しました。確かにそうですよね )

blog.livedoor.jp

このように苦手意識を持ってしまう人種との棲み分けを可能にしてくれたのが横須賀基地です。でもそれは接客業に就いていた時の話。事務職に移ったらやっぱりDEAN & DELUCAのトートバッグ系の日本人女性は結構いました。彼女達ともうまく共存しなくては、と思うと肩に力が入りました。
あとね、横須賀基地のDEAN & DELUCA系の女性と一緒に働くことになったら英語力なんて無用の長物ですよ。自分達よりも英語らしい英語(英語で考えて英語で話していることがわかるような、伝わる英語)を話す人間の存在が彼女達にとって面白いわけないじゃないですか。

関連記事

Market Basketに行ってみた知人の話を聞いてみた

横須賀基地のメインフードコートに新しくできたMarket Basketというお店に行ってみた友人の話です。

「新しいお店なので清潔感があってよいし、食べ物も美味しそうに見える素敵なプレゼンテーションではあるけれど、重さでチャージされるのでちょっと凝ったフルーツサラダなどを作ろうとするとえらく高くなる。この間なんて気がついたら25ドルくらいになっていたから、それならCPO ClubやOfficers' Clubのブランチに行った方がいい。試しに一回だけ行ってみるといいよ」

このMarket Basketなのですが、私のアメリカ人の知人は皆聞いたことがないそうです。本国でもあまりメジャーじゃないのでしょうね。このお店を入れるくらいならChiptoleやChick-fil-Aを入れればいいのになぁと思いました。
私も一度実際に行ってみたらまたレポートしようと思います。