Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

落ち着いたアメリカ人男性と出会える場所

今日の記事は出会いをどうやって恋愛につなげるかとかそういうのはいっさい無視して場所についてのみ書きます。ではまずは横須賀から行ってみましょう。

The Honchでバカ騒ぎをして門限ぎりぎりにメインゲートへ向かってGo!というyoung kids達ではなく、40代の落ち着いたアメリカ人男性と出会える場所について質問をいただきましたのでご紹介いたします。
先日大滝町のBar76に行ってきましたが、客層が落ち着いていてよかったですよ。最近できたバーかな?

f:id:usmilitarybase:20180717012841j:plain

若いお客さんもいましたが、皆「Honchでは飲みたくない。どこかよいバーはないか?」静寂を求めてやってきている人々に年齢は関係ないですね。とにかく皆行儀がよくて驚きました。
バーのオーナー?のリロンさん。


f:id:usmilitarybase:20180717012842j:plain
禁煙★ですが、vapeはokでした(撮影当時の情報なので変わっている可能性もあります)

「このお店はどぶ板にあるバーと違い、互いに叫びあわなくても会話が楽しめるほど静かでいいですね」とリロンさんに言うと「そういうお店にしたかったんだよ!」と言っていました。大滝町といえばブルーストリートのあちら側ですからショア・パトロールも巡回してきません。
でも40代で独身って本当に少ないですからね・・・。出会ったとしても既婚者(単身赴任しているコントラクター含む)の確率が高い。

それから横須賀以外だと箱根。行楽シーズンになると週末にここに行ってきたというおじさん達が多いです。

Hakone


ぱっと思いつくのはこのくらいかなぁ。私自身は仕事を通じて夫と知り合って結婚したため、出会いの場所に関するアンテナがあまり敏感ではありません。今度友達に聞いて、情報が入り次第この記事に追加していきます!

関連記事:横須賀で魅力的だと思うエリアは「ここから先はアメリカ人が少ない」というボーダー周辺 - Inside the gate

米軍の「ランク別あるある」が一発でわかるmeme

 

事実とは異なる部分も多少あるとはいえ、どのランクから見ても心当たりが多少なりともあるんじゃないかなぁと思って笑ってしまったのがこのmemeです。

◆meme(ミーム)って何?:日本人がフェイスブックでmemeやlife quote pictureをシェアしない理由 - Inside the gate


ハングオーバー1という映画を見たことがある人は、この四人の登場人物のキャラクターを覚えているでしょう。この四人の役割とランク別の傾向が見事にかぶる!!!!(爆)
以下青い文字で書かれているのはmemeに書かれているランク別傾向を和訳したものです。

Enlisted(E1~E6):memeでは「99%の仕事をしているのはこの人達」ということになっています。実際に上からの指示で働く下々の兵士達=この人達がいないと現場は回らない。どぶ板で乱闘騒ぎ等を起こして逮捕されるのはほぼこの層。

Senior enlisted(E7~E9):「助けるよと言いつつその場になると助けてくれない」w。「チーフになったことだし、これでやっと少しは楽できるぜ」とはいえ、自分よりも10歳以上若いオフィサーに怒鳴られることもあり、なかなか苦労の絶えない中間管理職的存在。

LT(Lieutenant - O3):「何が起こっているのかまったくわかっていない」
Enlistedから見たら机上の空論ばかり振りかざして現場の苦労を知らない人間達に見えるのがここらへん。

CO(Commanding officer - O6):「冒頭にいなくなって最後にならないと登場しない」=面倒なことを極力避けて問題が解決されたら戻って来ておいしいとこどり。
ここまで出世したらもう下界のことは知りませーん、見えませーんと思われがちな地位。でも横須賀基地のジェフリー・キム司令官は、下々の兵士達やベース内の施設で働く従業員達のところまでわざわざ年の瀬の挨拶をしに回っていたという話を聞きました。

 

 関連記事:「オフィサー以下とは口きかない」っていう人間もいます - Inside the gate

(38)PASMOの便利さを英語で説明してみる

それなしでの乗り換えなんて考えられないほど、電車を日常的に使う私達にとっては身近で、なくてはならないPASMOなどのICカード。この便利さを英語圏からやってきた人達に伝えてみましょう。
以下は先日京都旅行から帰ってきた知人が話していたことをそのままパクったものです。

pasmo1

(正しく聞き取れていない部分もあるであろうという前提でお読みください)

Here's my advice for traveling in Japan. Get one of the major IC cards. They're almost all cross-compatible in other areas (my Pasmo card works on all the transits in Kyoto), and they make taking transit so much easier.

奈良でも使えるとよいですね。
私が初めてPASMOがいかに便利かを説明した時、どう伝えれば一番簡潔でわかりやすいか一瞬考えて、その結果cross-transferという言葉を作ったんですよ。そしたらそれを聞いたアメリカ人が「何を言いたいのかはわかった!」という反応だったのです。この場合伝わりやすい造語はcross-compatibleなのですね・・・・。色々勉強になります。

シェアしたい英語100選 カテゴリーの記事一覧 - Inside the gate

日本社会から帰宅難民が消える日はくるのか

豪雨に見舞われた西日本に暮らす方の臨場感あるツイートを見ていて感じたことがいくつかあります。

日本ももっと合理的に考えてよいのではないか

私がベースで働いていた頃、警報が発令されると、天候が悪くなり公共の交通機関が止まってしまう前に、一部の機関(消防等)で働く人達を除き、皆あたりまえのように帰宅させてもらっていました。NEX(米軍関係者やその家族達が利用する小売店)ですら閉店していました。
これを「わーすごい!」と思うのはおかしくて、むしろこれをあたりまえだと思える感覚を日本人も持つべきなのではないかと思うのですが、現在の日本はそれと真逆で、帰宅難民になってもしようがないと受け入れざるを得ない空気があります。
「天気予報や警報を見て『これは電車止まるなぁ』と思ったから、会社の近くのホテルを予約しておいた。皆もこのくらいして出社しろよ」とドヤ顔で語る社畜にならなければ、評価されない社会。
日本はお客様のために従業員が自分を犠牲にすることを美徳とする文化が根強く残っていて、ベースで働くことで、その文化を外側から眺めることができたわけですが、安月給でもベースで働いていたほうがいいやと思う理由の一つが文化の違いでしたね。

Heavy rains revisist Bombay....  

「従業員は客のために自分を犠牲にしてあたりまえ」の精神論

例えばツイートの主の菓な子さんが勤めていらっしゃる店舗の従業員が豪雨で帰宅不可能になる前に帰宅して店を閉めたとしましょう。すると客がやってきて既に閉店していたからといって、苦情を申し立てるでしょうか?そんな状況(こんな日であれば従業員だって早く帰宅させるべきだろうという状況)で苦情をいう自分が馬鹿に見えるからおそらく申し立てないでしょう、と考える人もいれば、こんな状況であっても客のために利益関係なしに頑張るべきだ!という人もいて、後者はおそらく「あの店に行ったらあの程度の雨で閉店していたから、俺はもみじ饅頭が買えなかった!客をもっと大切にしろ!」とクレームをつけるタイプの人。
「こんな時だからこそ、たった一人のお客様、たった500円のお客様でも皆で大切にしよう!」と言って従業員を帰宅させないような馬鹿な上司はさすがにいないと思いますが、日本社会にはこういう見えない強い精神的な縛りがあると思いました。
従業員の仕事を「プライベートを犠牲にしてまで自分に仕えてあたりまえだ」と思っている客をどんどんつけあがらせる土壌。そして帰宅難民になった人を家で待つ家族に何かあったとしても、なんとかして責任逃れをしようとするであろう雇用主。

結局幹部が楽をしたいから社員達が帰宅難民になるのではないか

社員達を帰宅させれば当然その日の仕事はそこでおしまいで、その遅れは翌日以降にまわってくるわけですが、そんなつけは「まあ災害時だからしようがないよね。大変な時はお互い様」というわけにはいかないのが日本社会なのです。どんな状況でも100%を求められる。例えば70%のところで帰宅してしまった翌日以降の処理や対応をとりしきることに関して、幹部が逃げ腰になっているから社員達がその犠牲になっているのではないでしょうか。社員達の上に立つ人に「いいよいいよ、なんとかするから」と言えるだけの能力がない。その遅れにより生じた損失・トラブルに対する責任を逃れたい。

そのトラブルに対し、国民がもう少し寛容になれる社会になるとよいなぁと思います。あと50年くらいかかるだろうから、私はその日本の姿を見ることはないでしょう。

関連記事:ベースで働いていて、日本社会よりここが楽だと感じた点 - Inside the gate

美味しそうなデブは黒人女性だけじゃない

同じくらいデブでも、日本人女性だとただのデブで片づけられるのに、なぜか外国人女性だと「まああんなもんだよね」と許してもらえます。特に黒人女性。肉質の違いなのか、それとも完全に規格外扱いなのか・・・。私、thickな体を作っているこの肉質は、黒人女性の専売特許だと思っていましたが、インド人女性も負けてはいないことに気がつきました。
三笠ビル商店街にあるSarinaというインド・ネパール料理のお店に時々行くのですが、このお店のTVにはHindi Hit Collection(だと思う)が映し出されています。

f:id:usmilitarybase:20180703090322j:plain

いつものようにこのコレクションを眺めながらカレーを食べていたら、赤いレオタードのようなものを着た超豊満なインド人女性達がずらっと並んでTwerkするシーンが出てきました。その様はすごい迫力で、私は食べかけのサモサを手に持ったまま「全員合わせると10トンくらいあるかな・・・」と考えながら、しばらくTV画面にくぎ付けになりました。
主役の美女は同じインド人でも色白・モデル体型なのに対し、twerkしていたその他etc.の女性達は、褐色の肌で重量級の集団。黒人女性のtwerkとはやや違いましたが、ちゃんとお尻は揺れていました。白人やモンゴロイドの貧ケツでは再現不可能な揺れ。ほんの小さな動きに続く、惰性で揺れるほどの肉がない民族には衝撃ですよね。
「インド人女性もtwerkできるだね」と夫に言ったら「インド人って映画の中でよく踊ってるけど、isolation(体の一部分だけを動かすこと)を必要とする動きが多いから、やはりtwerkingみたいな動きも得意なのではないか」と言っていました。確かにその通り。

こういう動画が延々と映されていました。

tabelog.com

横須賀基地周辺のインド・ネパール料理屋って、おそらく経営にはインド人一人も関わってないでしょう?みんなネパール人じゃない?curryの一語を入れればどこの国の料理だろうがアメリカ人達はやってくるから、インドという看板に頼らなくてもいいと思うんだけどなぁ。

関連記事

フィリピーナの助言で習得したキラースマイル

ベースで働いていた頃、フィリピン人の同僚女性にこう言われました。

「あなたの歯は宝物。もっと見せた方がいい!」

アメリカ人にも「矯正せずにその歯ならあなたはラッキーだったわね」とよく言われるのですが、にかっっっ★と笑うということが苦手だったうえ、もともと無表情だと言われるため、歯を見せて笑うということに抵抗がありました。
そしてこの日、「そうじゃなくて、もうちょっと前歯を見せて」「そう!いつもそうやって笑ってみて!」といった、前出のフィリピーナのアドバイスに従いながら、接客用キラースマイルを編み出しました。まっすぐで白い歯の持ち主であれば、自分では「ちょっと見せ過ぎかな?」と感じるくらいが、相手に見える歯の面積としてちょうどよいとのこと。そうじゃないと宝の持ち腐れなんですって。
そして彼女の言う通りにスマイルをしてみると、やはりお客様の反応が全然違うのです。
私はそれまで心で笑っている笑顔こそが本物で、そういう笑顔じゃないと人は惹きつけられないと思っていたし、そんなに笑わなくても心で笑っていればなんとなくいい顔になっていると思っていたのですが、そんなことないんですよね。心から笑っていなくてもフェイクスマイルで十分。作り笑いしているうちに気持ちも上がってきますしね。


キラースマイルのイメージ画像として貼りました。お二人とも素敵な笑顔ですが、特に楽団のマスター(画像左)、イケメンですよね。


ホワイトニングにおすすめの歯磨き粉

Arm & Hammer Advance White Fluoride Anti-Cavity Toothpaste with Baking Soda & Peroxide - 6 oz - 2 pk by Arm & Hammer

関連記事

今まで何をやっていたのだろうって思うほど、社会人生活が楽だ

アラフォーになって変わったこと。

  1. ダイエットへの取り組み方
  2. 職場での人間関係に対する考え方

今日は2.について書きます。
最近自分の社会人生活を振り返ってみてつくづく思うのです。私は無駄に悩んだり、憤ってきたんだなぁって。仕事上の人間関係なんて、一生続くものではない。一日約8時間うまくやればよいだけなのです。自分の考え方次第で、人間関係からくるストレスなんてある程度小さくできる。

若い頃からこういう風に考えることができたら、もっともっと楽に生きられたのにーって思うんだけど、もう時計の針は戻せないし、そういう風にしか生きられなかった/振舞えなかったのは、自分が愚かだったと受け入れるしかありません。

今になって思うことは、

  • 八方美人
  • 世渡り上手
  • 人の懐に入るのが上手い
  • 割り切ることができる

この4つの資質を持っている人は絶対に社会人生活が楽!可愛がられること、気に入られることって大切だし(それによって仕事がやりやすくなるから)、それが難しくてもせめて敵を作らないっていうのは大切ですよ。必要以上に媚びろと言っているのではなく、面従腹背でいいじゃないか、ということです。
会社は友達を作る場所ではなく、仕事をする場所です。自分の仕事をきちんとやってさっさと帰るためにもうまく立ち回りたいものです。

半休を取ってオフィス街でビールを飲みながら道行くサラリーマンを眺めることをしなくなった

Shibuya Sights

アラフォーになって、人あしらいが昔よりもできるようになると、半休をとって昼間飲むということをしなくなりました。威張って書くことじゃないんですけど。
若い頃は半休をとって、その足でそのまま会社の近くのレストランに行き、窓際やテラス席に座って一人で呑んでいました。そして道行くサラリーマンを眺め「彼らは仕事中・・・でも今、私は働いていないんだ!!!うぉーーー!!!!」と喜んだものです。休んでいるのだということを実感したいからあえてオフィス街で呑む・・・・病んでいたなぁ。
当時この話を同僚にすると「あーわかる。半休の良さってそこだよね。会社で縛られていた午前中と、午後の対比がすごいんだよな」とわかってくれました。
会社からすぐそこのお店で呑んでいるのに、まるで別の世界にいる気分に浸れるのです。でも年齢を重ねていくと、この二つの世界の境界線があいまいになってきました。なぜなら会社にいる時間がそれほど苦痛じゃないから。

 昔の自分なら、こういう会話をさせられたらぐっと疲れていました。前者を気持ちよく喋らせて、そして相手が気持ちよくなりすぎてもう止まらなくなって、話を聞いている私はぐったり・・・・。
でも歳を重ねたら、ある程度気持ちよく喋らせたら、あとはもう調子に乗らせないようにもっていくスキルも身について楽になりました。

Sunset over Tokyo

会話の主導権はマシンガントークをしている側が持っているように見えて、実は自分がしっかり持ち、自然と終了に持っていく。こうして適当に接待して気に入られておけば何かと楽なのです。自分にメリットがなきゃつまらん話など聞きたくないし、そもそもちゃんと聞く必要すらありません。そんなエネルギーがあれば仕事に使いますよ。
自分の仕事をちゃんとして、退社する。

f:id:usmilitarybase:20160820021602j:plain

好かれなくてもいい。仕事をしていくのに十分な程度、うまくやれればいい。
感情のコントロールは難しいけど、思考・行動は変えられます。それができるようになれば、社会人生活はうんと楽になる。なぜそれにもっと早く気がつかなかったんだろう。「なんでこの人ってこんないやな奴なの?」と考えていた時間と、そんないやな奴が変わってくれることを望んでいた時間がもったいない。

辞める前に読む! 今日から使える職場の深層心理


割り切れないことだってもちろんあります。今思い返してみてももう二度と一緒に働きたくない人が三人いるし、彼らのような人間ともう一度働くことになったら、私はまた半休をとって昼間に飲んでしまうでしょう。だけど若い頃のように過剰反応せずに済みそうです。

関連記事