Inside the gate

米海軍横須賀基地でお仕事をしたいと思っている人達のためのサバイバルガイド。情報が古いということが玉に傷です。英語学習や異文化に関するエッセイも書いています。

フィリピーナの助言で習得したキラースマイル

ベースで働いていた頃、フィリピン人の同僚女性にこう言われました。

「あなたの歯は宝物。もっと見せた方がいい!」

アメリカ人にも「矯正せずにその歯ならあなたはラッキーだったわね」とよく言われるのですが、にかっっっ★と笑うということが苦手だったうえ、もともと無表情だと言われるため、歯を見せて笑うということに抵抗がありました。
そしてこの日、「そうじゃなくて、もうちょっと前歯を見せて」「そう!いつもそうやって笑ってみて!」といった、前出のフィリピーナのアドバイスに従いながら、接客用キラースマイルを編み出しました。まっすぐで白い歯の持ち主であれば、自分では「ちょっと見せ過ぎかな?」と感じるくらいが、相手に見える歯の面積としてちょうどよいとのこと。そうじゃないと宝の持ち腐れなんですって。
そして彼女の言う通りにスマイルをしてみると、やはりお客様の反応が全然違うのです。
私はそれまで心で笑っている笑顔こそが本物で、そういう笑顔じゃないと人は惹きつけられないと思っていたし、そんなに笑わなくても心で笑っていればなんとなくいい顔になっていると思っていたのですが、そんなことないんですよね。心から笑っていなくてもフェイクスマイルで十分。作り笑いしているうちに気持ちも上がってきますしね。


キラースマイルのイメージ画像として貼りました。お二人とも素敵な笑顔ですが、特に楽団のマスター(画像左)、イケメンですよね。


ホワイトニングにおすすめの歯磨き粉

Arm & Hammer Advance White Fluoride Anti-Cavity Toothpaste with Baking Soda & Peroxide - 6 oz - 2 pk by Arm & Hammer

関連記事

今まで何をやっていたのだろうって思うほど、社会人生活が楽だ

アラフォーになって変わったこと。

  1. ダイエットへの取り組み方
  2. 職場での人間関係に対する考え方

今日は2.について書きます。
最近自分の社会人生活を振り返ってみてつくづく思うのです。私は無駄に悩んだり、憤ってきたんだなぁって。仕事上の人間関係なんて、一生続くものではない。一日約8時間うまくやればよいだけなのです。自分の考え方次第で、人間関係からくるストレスなんてある程度小さくできる。

若い頃からこういう風に考えることができたら、もっともっと楽に生きられたのにーって思うんだけど、もう時計の針は戻せないし、そういう風にしか生きられなかった/振舞えなかったのは、自分が愚かだったと受け入れるしかありません。

今になって思うことは、

  • 八方美人
  • 世渡り上手
  • 人の懐に入るのが上手い
  • 割り切ることができる

この4つの資質を持っている人は絶対に社会人生活が楽!可愛がられること、気に入られることって大切だし(それによって仕事がやりやすくなるから)、それが難しくてもせめて敵を作らないっていうのは大切ですよ。必要以上に媚びろと言っているのではなく、面従腹背でいいじゃないか、ということです。
会社は友達を作る場所ではなく、仕事をする場所です。自分の仕事をきちんとやってさっさと帰るためにもうまく立ち回りたいものです。

半休を取ってオフィス街でビールを飲みながら道行くサラリーマンを眺めることをしなくなった

Shibuya Sights

アラフォーになって、人あしらいが昔よりもできるようになると、半休をとって昼間飲むということをしなくなりました。威張って書くことじゃないんですけど。
若い頃は半休をとって、その足でそのまま会社の近くのレストランに行き、窓際やテラス席に座って一人で呑んでいました。そして道行くサラリーマンを眺め「彼らは仕事中・・・でも今、私は働いていないんだ!!!うぉーーー!!!!」と喜んだものです。休んでいるのだということを実感したいからあえてオフィス街で呑む・・・・病んでいたなぁ。
当時この話を同僚にすると「あーわかる。半休の良さってそこだよね。会社で縛られていた午前中と、午後の対比がすごいんだよな」とわかってくれました。
会社からすぐそこのお店で呑んでいるのに、まるで別の世界にいる気分に浸れるのです。でも年齢を重ねていくと、この二つの世界の境界線があいまいになってきました。なぜなら会社にいる時間がそれほど苦痛じゃないから。

 昔の自分なら、こういう会話をさせられたらぐっと疲れていました。前者を気持ちよく喋らせて、そして相手が気持ちよくなりすぎてもう止まらなくなって、話を聞いている私はぐったり・・・・。
でも歳を重ねたら、ある程度気持ちよく喋らせたら、あとはもう調子に乗らせないようにもっていくスキルも身について楽になりました。

Sunset over Tokyo

会話の主導権はマシンガントークをしている側が持っているように見えて、実は自分がしっかり持ち、自然と終了に持っていく。こうして適当に接待して気に入られておけば何かと楽なのです。自分にメリットがなきゃつまらん話など聞きたくないし、そもそもちゃんと聞く必要すらありません。そんなエネルギーがあれば仕事に使いますよ。
自分の仕事をちゃんとして、退社する。

f:id:usmilitarybase:20160820021602j:plain

好かれなくてもいい。仕事をしていくのに十分な程度、うまくやれればいい。
感情のコントロールは難しいけど、思考・行動は変えられます。それができるようになれば、社会人生活はうんと楽になる。なぜそれにもっと早く気がつかなかったんだろう。「なんでこの人ってこんないやな奴なの?」と考えていた時間と、そんないやな奴が変わってくれることを望んでいた時間がもったいない。

辞める前に読む! 今日から使える職場の深層心理


割り切れないことだってもちろんあります。今思い返してみてももう二度と一緒に働きたくない人が三人いるし、彼らのような人間ともう一度働くことになったら、私はまた半休をとって昼間に飲んでしまうでしょう。だけど若い頃のように過剰反応せずに済みそうです。

関連記事

余分三兄弟を熱いコーヒーで流し込むAmerican breakfastという贅沢

「体に悪いものは心によい」と山田詠美さんがエッセイで書かれていましたが、本当にそのとおりで、時にはカロリー計算を忘れて楽しむことは大切です。

私の周囲のアメリカ人達が「横須賀にも気軽に●●が食べられる場所があればいいのに」と口々に言うのが、アメリカのダイナーで出されるような、高カロリーなbreakfast foodです。これぞまさしく高カロリー・低栄養の代表的な食事です。

Denny's breakfast

画像はbreakfast foodといえばここ、というデニーズの朝食です。

 

こうして画像を見ているだけで成人病の三文字が頭をよぎりますが、結局何をどれだけ食べても飲んでも吸っても病気にならないラッキーな人もいれば、どんなに気をつけていても大病を患ってしまう人もいます。
脂肪、塩分、糖分たっぷりの朝食は体に悪いとわかっていても、アメリカ人達の体にとっての必要悪は、彼らにとっての心の平和でもあります。その幸せは、熱いコーヒーやオレンジジュースで体内に流し込まれ、食べている最中とその直後は心を満たします。食べ終わって1時間後には疲労や眠気に襲われるとわかっていても、食べる価値はあるのです。山田さん、やっぱりあなたの言うことは正しい。体の健康を考えて食べる頻度には気をつけつつ(医療費の高いアメリカでは特に)、心の健康も忘れたくありません。

Miss Mendon Diner


アメリカ人が多く暮らす横須賀では、このダイナー風のAmerican breakfastが気軽に食べられる場所がありそうだと思われそうですが、意外とないんですよ。横須賀基地はO'Clubのデリが数年前に閉店してしまったため、あそこのBreakfast Burritoを買って出勤していたアメリカ人達はおそらくマクドナルドのSausage Burritoに走ったことでしょう。

「私、動物性脂肪は摂取しないんです」と言って毎日果物・野菜中心の朝食で365日をスタートする自称美魔女的ライフを送る人達のライフスタイルは尊重しますが、やはり私は時々脱線し、翌日Let's get back on the trackという風に即、軌道に戻れる人に魅力を感じます。


関連記事

commitできないのではなく、commitしたい相手がいないだけ

アメリカ人男性(CIV)に日本人女性が宙ぶらりんにされる理由 - Inside the gate

でも書きましたが、日本人女性を生かさず殺さず自分に都合よくキープするアメリカ人男性はいます。

  1. "Are you seeing someone else?"
  2. "Will you be my girlfriend?"
  3. "You're the one."

というステップを踏んでステディな関係を築き上げることから逃げる男達・・・commitできない男達です。だけどそういう男性達も大海原で「これぞ!」という魚を見つけて釣り上げればあっという間に結婚するものです

目次

一緒に旅行に行っても「ガールフレンドじゃない」はありえる

Bali, Indonesia

このダンディーなアメリカ人男性をマットさんとしましょう。
マットさんはバツ1子持ち・中年のイケメンで体もよし。そこらへんの若者が束になってもかなわない色気もありました。ところがこのマットさんが連れていた日本人女性は、お世辞にも美人とはいえず、周囲は
「これがインナービューティーってやつか・・・」
「インナーっていっても、性格というよりは、多分うんと奥がいいんだよ。おそらく相当tightなのだろう」
などと下世話な憶測をして楽しんでいました。二人が一緒にいる姿は、やはりしっくりこない。ところがマットさんはこの不美人な女性を「ガールフレンドではないよ」と言ってのけたのです。旅行にまで一緒に行っているのに。それでもガールフレンドじゃないの?それってあり?

ありえます。

バツ1になった気楽さもあるけれど、それと同時にHomeを失ったことによる喪失感が、マットさんにあったはずです。寂しくてどうしようもない時に、やはり人肌が猛烈に恋しくなったりしますし、男性の場合生理的にどうしようもできないものもあります。仕事が休みの日には、せっかく異国にいることだしどこかに出かけたいと思うでしょう。そういう時に日本人女性はガイド代わりにも便利だし、キープしておきたいという気持ちも理解できます。
マットさんがこの不美人でぱっとしない女友達&その親を連れて、カミサリーで買い物している姿を見かけることも時々ありました。親にも紹介されているということは、マットさんもそろそろ年貢の納め時かと思いきや・・・

当分結婚せずに済みそうな相手と、自分に都合の良いライトな関係でい続けることの難しさ

マットさんがこの地味な女性を「あいまいな関係でいさせてくれる女友達」に選んだ理由はよくわかりませんが、私の想像だと彼女が子持ちだったからだと思うのです。子供が既にいるバツ1の女性なら、子作りを急ぎたいから早く結婚したいという人生設計もなさそうだし、またちゃんと自分の子供を中心に考えている女性ならば、まさか外国人の自分とそう簡単に再婚しようなどと思わない、と踏んだからじゃないかなぁ。だから残りの人生をこの人と過ごしたいと思えるような女性と出会うまでのつなぎ要員として、曖昧な関係を続けることができると思っていた。
だけど相手が親を出して囲い込みに入ってきたから「そろそろ逃げないとこのまま追い込まれてしまう」と思って、新たな女に乗り換えたのでしょう。そう、マットは新たな女に乗り換えたのです。
ただし今度はちゃんとガールフレンドと呼びました。だけど彼女もいまいちで、マットのセックスアピールとは到底釣り合わない人。おそらくこの彼女も、マットにとって都合の良い条件=すぐに結婚しなくても済みそうな環境を持っていたのでしょう。それでもマットは、彼女の画像をフェイスブックで公開することはありませんでした。そこらへんは徹底していましたね。
友人達が「なぜおまえはいつも一人で映っているんだ?」「誰が撮っているんだ?」とコメントしても、マットはうまくはがらかすだけ・・・。

Commitment

「この女性は、彼にとって今までの女性とは違う」というケミストリーが感じられる関係

この彼女としばらくつきあったのち、彼は現在の再婚相手と出会いました。それでもガールフレンドを何の前ぶれもなくポイ捨てすることはありませんでした。お別れしたいというサインを小出しにして、相手に心の準備をさせてからきっぱり別れたのです。別れの予感はダメージを小さくしてくれますから。
マットが再婚に踏み切った日本人女性は、ちょっと日本人離れしている人でした。高い声できゃーきゃー話さないし、彼女の周りだけ時間がゆったりと流れている、優雅な女性。しかも今までのマットの周りにいた女性との最大の違いは・・・マットと並んで釣り合う外見!美しくて色っぽいのです。
そしてなんといっても決定打は「彼女なら子供を作らせられなくて済む」ということだったんじゃないかな、と私は思います(年齢的に出産のリスクが高かった)。
マットは「年齢的にも、また子育てを一からやる元気はもはやない。I'm done.あとはもうリタイアメントを楽しみたい」と言っていました。
リタイアメントを2倍楽しくしてくれつつ、心穏やかに暮らしていけそうな女性で、またその女性が美しく、しかも別れた妻との間にいる子供に紹介する時に、色気を封じ込めて親しみやすい装いをしてくれるような品と賢さのある女性=自分にとってメリットが大きい女性だったら・・・そりゃさっさと捕まえますよね。

 

間違いだらけの婚活にサヨナラ!


このように男性が「やっと見つけた」という相手と一緒にいると、やはりしっくりくるせいか、それなりのケミストリー(化学反応)が周囲の人間にも感じられるものです。「あ、今回の女性はなんか違うなぁ」って、ほんわかと。つなぎの女性達とマットとの間では起こり得なかったケミストリーが、ちゃんと感じられるのです。やはり気は存在するのだと思いました。

【極論】結婚相手以外はつなぎの女で何が悪い?

 マットのような男性は日本人女性から見たら不誠実だし自己中心的でしょう。だけどよほどモテない人達を除き、マットのようなやり方はアメリカ人にとってごくあたりまえです。男性だけでなく、女性にとっても。

There are plenty of other fish in the sea.
Date as many as you can/want to and find the best one.

「この人だ!」と思えないような女性に義理や情に縛られて将来を中途半端に約束して、自らに足枷をつけるようなこと=無駄にcommitすることを、イケメン達は好みません。足枷をつけられないよう/うっかり自らつけてしまわぬよう、彼らは伝えるべきことはちゃんと伝えます。

"I need to make myself clear, but..."

「はっきりさせておきたいことがあるんだけど・・・」
"I like you, but..."
「君のことは好きだよ、だけど・・・」

こういう気まずいやりとりをきちんとできるのが大人の男女だと思いますが、日本人にとっては「だったらなんでつきあっているの?」と不思議ですよね。でもここがカップル社会・アメリカとの違いなのかなと思います。
ありとあらゆるところでカップル単位での参加が基準とされている社会で生きる人たちにとって、plus oneがいることは重要なのです。一人で参加してloserに見えるくらいなら不参加、という人達ですから。たとえ日本で暮らしていても、横須賀基地内で働いている限り、パーティーやセレモニーなどはやはりデート同伴がデフォルトですからね。それを考えると日本社会はお一人様に優しいと思います。2年くらい恋人がいない、という大人が珍しくないのも、この居心地の良さが原因でしょう。

 横須賀基地の独身貴族の中で目が離せない男性 - Inside the gateという記事で登場したイケメン独身貴族アンドリューだってそうです。先日もまた違う女性と一緒にいるところを見ましたが、「付き合い始めてしまったからもうしようがない」と言ってたいして好きでもない女性と付き合い続けるようなことは、モテ男はしません。女性はいくらでもいるのですから。でもこのアンドリューも、これぞ!という女性と出会ったらわりとさっさと結婚すると思いますね。

 

関連記事

 

診断書という最強のカードvs感情論

以下のようなご質問をメールでいただいたので個人の特定につながりそうな部分を除いてシェアします。

「同僚(常勤)がなんだかよくわからない怪我(症状に関する説明が怪しい)をして休んでいるのですが、しばらくSL(Sick Leave=疾病休暇)をとる予定です。ところがその同僚が元気にお買い物や食事をしているところを、私も含め数人が見てしまいました。症状に関する本人の説明を聞く限りでは、出歩くこともままならない状況のはずです。こういう場合、もしHRO(人事部)に見つかったらどうなるのでしょうか?」


私の意見としては、HROに見つかってもどうにもなりません、ということです。診断書が出ている限り、元気満々でsick leaveをとっている人の勝ちです。だから放置しておきましょう。間違えてもその元気な様子を撮影してHROに垂れ込んだりしないようにしてください。骨折り損のくたびれ儲けです。

Thing to do on your birthday: be cleared for surgery. Blood work, check, doctor's note, check-check. Now gearing up for Sunday's message before Tuesday's surgery.


垂れ込みたい気持ちはよーくわかります。SLがとれたということは、その人は常勤(IHA/MLC)のはず。もしも質問をくださった方が時給制従業員(HPT)なら、もう働くのがあほらしいことこのうえないでしょう。人員不足のためあなたが額に汗して働いている間、その元気な同僚は家で鼻をほじりながらあなたよりも高いお給料をもらっているのですから。HPTなんて働かない限りお金はもらえませんからね。横須賀基地は先に入ったもん勝ちなのです。
私が最近聞いた話では、診断書が出てSLを取っているはずの人間が、なんと横須賀基地内の他の施設で遊興中の姿を見られてしまったそうです。確かにSL中だからといって、毎日家に閉じこもって療養している必要もないのですが、自分の同僚達が必死に働いている間、よりによってベース内の他の施設で堂々と元気に遊ぶとは・・・・。
目撃したのは疾病休暇中の人間の同僚ではなく、他の部署の人だったらしいのですが、目撃者曰く「俺はわざわざチクったりしないよ。どうせこんな話、俺が黙っていても、すぐに同僚達の耳に入るだろうから」。そして同僚達の耳に入っても、診断書が出ている限りその人はお給料をもらいながら堂々と休むことができます。「人が働いている間によくもまぁ・・・」という感情論など非力なのです。
でもね、よく考えてみてください。そういう怪しい人って、そもそも職場で役に立ってない人が多いでしょう?足を引っ張っている(防衛省に飼ってもらっている)人なのではありませんか?民間企業だったらおそらくもう通用しない人。
だからそういう休みのとり方をして逃げるわけじゃないですか。だったらいないほうがみんな幸せでしょう?現場に残された人間は肉体的には大変だろうけど、精神的な平和が訪れているはずです。だから休みたいだけ休ませればよいのです。

それにそういう風に楽して稼いだお金は、いとも簡単に出て行ってしまうのが摂理のような気がします。どういうことかというと、汚い手を使って手に入れたお金の倍以上のお金が、近い将来大病を患うなどして出ていってしまうということです。もしもそうなったら、葬儀には100,000,000ジンバブエドルくらい包んでノリノリで参列すればいいじゃないですか。カルマを信じましょう。


They suck at their job, but they are very good at gaming the system......The game is theirs as long as they have a doctor's note.

すごい日本人従業員がいるらしいですね

知人から聞いたのですが、横須賀基地で接客業に就いている日本人従業員ですごい人がいるらしいですね。
米海軍の幹部(メインゲートの脇に写真が飾られているクラスの人々のうちのどなたか)からお褒めの言葉をいただいたそうですが、どうやら彼女が働いている施設を統括している本部のオフィス(多分MWRでしょう)にメールが届いたようです。
こういうポジティブなフィードバックは、ほとんどの場合本人にも伝えられるはずですが、以下のような場合は伝えられないでしょう。

  1. 彼女が働いている施設の幹部が、基本的にネガティブなフィードバックをもとにしかマネジメントをしない人達の場合(苦情が来た時は真摯に対応、従業員を指導するが、お褒めの言葉をいただいても本人にちゃんと伝えてモチベーションを与えてあげようと思わない人達)
  2. 施設の幹部が、従業員の称賛に対し、面白くないと感じた場合


この幹部が誰なのか、そして褒められた従業員が一体どんなことを言った/やったのか気になります。お客様は同じ料金を支払ってくれている限り皆平等に扱うべきですが、やはり幹部を接客する場合は多少神経を使ってしまうものです。
私の想像ですが、おそらくこの従業員の方はそういう状況にありながら、たいして気にもせずに発した一言や、とった行動がよかったんじゃないかなぁ。普段からきちんと仕事をしている人なのではないかと思います。多分就業場所はOクラかAクラだろうな・・・。

関連記事:100ドルのチップをもらったウェイトレスの話 - Inside the gate

【動画追加しました】横須賀基地メインゲート外の「あるある」

横須賀基地のメインゲートを出てすぐのところに陸橋があります。それに続く階段の真ん中は、段差のない平らな帯のようなつくりになっています。

f:id:usmilitarybase:20160426224838j:plain

これでもうだいたい想像がつきますよね・・・・。

こける米兵

雨の日になるとこの階段も帯の部分も濡れて滑りやすくなります。そうすると必ずいるんですよ。ものすごい勢いで帯の部分を滑り降りてくる米兵が。

2018年5月29日、動画を発見しました!アップしてくれた方、ありがとうw!!!

【こける米兵】

私はそれを見て「こけろ、こけろ、こけろ・・・!」と念じているわけですが、今のところ70%の割合でこけています。そして一緒にいる米兵達は自分達の連れがこける姿を見て大爆笑。私も心の中で笑っています(笑)。エクササイズとして利用することもあります>>ジムに行かなくてもお尻は丸くなる - Inside the gate


横須賀は積雪がほとんどありませんが、積雪して路面が凍結したら米兵達にとってこの階段は最高のアトラクションになることでしょう。ただし酔った状態でやるなよ!頭の打ち所が悪いと危険ですから。まあ米兵達のそんな姿を見かけることも、レーガンが出港したら当分なくなりますね。

譲りあう気持ちがないの?あえて同じ方を選んで上ってくる人達

続いてこの階段を上ってくる人達について。
私がまだベースで働いていた頃の話ですが、私がこの階段を下りてくるとするじゃないですか。そうすると向こう側から人が歩いてくるのが見えるわけです。普通は階段を上り始める時、私が歩いている側とは逆側を上ってきますよね。だけどなぜかあえて私が歩いている方と同じ側を上ってくる人が結構いました。当然器が小さい者同士、ぎりぎりまでお互い譲らないわけですよ。こういう風にくだらない対抗心をもって階段を上ってくるバカはなぜか日本人が圧倒的に多かったです。しかも中年と老人。あれはなんなのか今でもわかりません。

関連記事:振り返った人がぎょっとするほど近くで並んで待つ国民 - Inside the gate